【搭乗記】2017/01/28 JL919 羽田→那覇
2017年も既に一ヶ月が過ぎようとしていますが、新年一発目の遠出として沖縄に出かけてきました。沖縄を選んだのは…特に予定があるわけでは無く、那覇線にしては安く特便割引21のファーストクラスを確保できたためです。
一部の機材は、ファーストクラスの座席が新型に換装され始めたようですが、この日搭乗した機材は従来のままでした。従来のシートは、見た目といい座り心地といい重厚なソファを思わせましたが、写真を見る限りではノッペリとした印象が強い新型…座り心地が気になるところです。
今回、席は確保できましたが、残念ながら機内食の少ない軽食時間帯の便です。とはいえ、帆立ご飯のふわっとした香りに食欲そそられて美味しくいただきました。流石に那覇線ともなると、食事をゆっくり食べられるだけの時間的余裕があります。
上空で黄昏れる空を楽しみたかったのですが、少々那覇到着のタイミングが早くて…これはこれで乙な風景です。夕食時間帯の便だと、この時期は見られないでしょうし、結果オーライかなと。
ここからは記事の主題とズレますが…翌日はファーストクラスの予約が取れずクラスJで帰京しました。ちょうど那覇のサクララウンジは工事中で、クーポンをいただいたのでお土産の購入に投入。表面に手書きで"EI" or "E1"と記入されていたのですが、意味は一体…?荷物を先に預けたかったため早めに手続きしたの、"E"arly check "I"nの略なのでしょうか。
沖縄線ではビールとアイスの機内販売があるので、塩ちんすこう味のアイスを購入しました。新幹線のアイスもカタイですが、機内のアイスは遙かにカタイ。
2017 新年あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます!
旧年中は、ご訪問いただきありがとうございました。本年もよろしくお願いいたします。2016年は、近鉄・青の交響曲を初めとして、前年と比べると旬な記事を投稿できていたかな、と思っております。
さて、2016年最初の記事では、『今年はもう少し海外にも言ってみたいなぁ』という願望を漏らしていました。結果はというと…
- 08/14~17 台湾一周 → 体調不良で中止
- 10/29~30 台北・香港 → 決行
- 12/23~25 高雄・台北 → 体調不良で中止
計画自体は3回でしたが、決行できたのは1回だけでした。決行できた貴重な1回の記事は以下に。
中止の原因は、風邪などによる体調不良なので、2017年は健康的に過ごして計画通り旅行したいところです。
昨年は日の出写真を載せましたが、今年はそれらしい写真も撮れていないので、朝焼けと日の出をイメージして写真を加工してみました。機内からの日の出写真も撮ってみたいものです…
【搭乗記】2016/10/29 CX451 NRT→TPE
先日の記事と順番が前後しますが、A350の出発地:台湾までは、初めてキャセイパシフィック航空便で向かいました。成田=香港便の中でも1往復だけ運行している台北経由便です。
カウンターでチェックインを済ませ、キャセイパシフィックのラウンジに向かいます。羽田空港のラウンジは、近年リニューアルされヌードルバーも完備していますが、残念ながら成田はそのような設備は無く。…とはいえ、機内で食事も出るので楽しみはそちらに残しておきました。
今回はBAのAviosを使った特典航空券ですが、ビジネスクラスを使ったので青い札の前で待ちます。成田を使うのは、前回海外旅行のインドネシア行き以来。その時はサテライト側からだったので、本館側からの出発は初めてです。
さて機内食。まずはぷりっぷりのエビ。そしてメインは、3種類の中からステーキを選択しました。その後はチーズにフルーツ、アイスクリームと、どんどん食事が出てきます。そして写ってはいませんが、飲み物は噂によく聞くキャセイディライトを頼みました。冷たく爽やかな甘さ・美味しさのあるお味でした。
食事が終わると機内が消灯されましたが、それから小一時間ほどで空港付近に到着。雲の下まで降りてくると、どうやら空港周辺は雨模様。しかし揺れも少なくスムーズに着陸しました。台北では一旦全員が降機しますので、その間に写真を。いわゆるリージョナルな座席でしたが、隣が空席だったこともあり、快適に過ごせました。…それにしても、ビジネスクラスだと、機内誌と機内販売のカタログは新品なのですね。
着陸した時間帯が良かったかのか、ガラガラの中でサックリと入国審査受け、荷物を受け取り、ホテルに向かいます。翌朝のことを考えて、今回は空港に最も近いノボテルに泊まりました。なんと部屋に巨大なパンダのぬいぐるみが…そして滑り込みでハッピーアワー中のラウンジへ。ほろ酔い気分で眠りにつきました。
【搭乗記】2016/10/30 CI903 TPE→HKG
約3ヶ月前から予定していた、チャイナエアラインのA350初便への搭乗。
前日にCX451便で台北入りし、朝も寝坊せずに起きられたので、予定通り搭乗してきました。
予定通りのバスで空港に向かいました。そして予定通りにリニューアルされたチャイナエアラインラウンジのヌードルバーで朝御飯…のつもりが食べられず。チェックインで並び、手荷物検査で並び、気が付けば搭乗券記載の搭乗時刻10分前。そのため、中をぐるっと見学しただけで終わってしまいました。…次回はちゃんと食べたいところ。
搭乗券に記載されたB7搭乗口に向かうと、特徴的な主翼端のウイングレット…ちゃんとA350が駐機していました。私と同じように、初便目当てと思われる台湾の方も多く、この時点で撮影会状態でした。この傾向は機内でも。初便だからセレモニーでもやるのかな?と想像していましたが、特に何の催しも無く搭乗が開始されました。
せっかくなので、今回はプレミアムビジネスクラスを予約しました。先だって導入されたB777-300ERと同一のコンセプトによるデザインで、いわゆる逆ヘリンボーン配置になっています。ランプシェード付きのランプが、見た目の観点では個人的にとても気に入りました。
離陸前には、機内照明のパターンが変わり、チャイナエアラインの外装色をイメージした配色でゆるゆると変化しながら室内を照らしました。LED照明ならでは。写真はありませんが、機内安全ビデオもA350用を新規に作成したようです。離陸時のエンジン音は、機体前方に座っていたことを考えても かなり静か。前日のB777-300と比べてしまうので余計にそう感じます。
デザインだけではなく、サービスもB777-300ERと同じになっており、Wi-Fi接続が可能でした。 接続画面の言語は中英日に対応しており、日本人でも操作しやすそうです。スクリーンショットでは、「インターネットに接続しておりません」と表示されていますが、数分経ってから再度試したところ問題無く接続できました。
同様に、機内エンタメの言語も中英日対応でした。 Androidベースのためか、動きはヌルヌル、サクサクとストレス無く操作できます。座席前のモニターの他にリモコンがあり、リモコン部分単独でも独立して動作できる仕組みのようでした。
香港まで残り40分程度というところで、機内食が配られました。短距離かつ朝食という扱いのためか、ドリンクはノンアルコールのみ。メインは2種類から選択可能でした。私はエビ好きだったので、エビとシイタケと細かく刻んだカボチャのビーフン?を選択。ビーフン?にカボチャという組み合わせが何となく新鮮に感じました。
ビジネスクラスとプレミアムエコノミークラスの間には、スカイラウンジと呼ばれるスペースがあります。ビジネスクラス利用者にドリンクや軽食を提供するのですが、今日は扉が閉ざされたまま。このまま開かないのかな…と思いきや、同好の士の誰かが依頼したのか扉オープン。ただ、この時点ではシートベルト着用サインが点灯していたため、念のため離席しないで自席から撮影。スカイラウンジの撮影者以外にも出歩いている人が何人もいたので、もしかして席を立っても良かったのかも…。
そんなこんなで、あっという間に香港に到着。ターミナル側から、これまたA350の特徴的な黒い窓枠を撮りました。これにて、初便搭乗は完了。この座席・空間は、長距離線でこそ是非体験してみたいところです。
A350らしい液晶?によるシートベルト着用サイン。2019年にはJALにもA350が導入され、国内線ファーストクラスも設置されるようですし、今からどうなるのか楽しみです。
【乗車記】2016/10/09 特急オホーツク7号 旭川→北見
翌日の石北貨物撮影のため、旭川からは特急オホーツクで北見に向かいます。これから先、乗る機会があまり無さそうなので、今回はグリーン車に乗車してみました。
旭川駅は、ここ数年でだいぶ新しくなりました。地上から高架駅へと変わり、内装も木をふんだんに使ったモダンな造りだと思います。ディスプレイによる乗車口案内も、ホームへのエスカレーター出口付近に完備しています。今日のオホーツクは、標準的な4両編成でした。
車内へ。2+1の3列にシートが並んでいます。オホーツクの車両は国鉄時代からのキハ183系ですが、座席は以前のキハ281系と同じシートに換装されています。
北見着は22時台の最終便であるため、車内で晩酌をと買い込んできました。北海道に来たらコレ、なサッポロクラシックと、旭川のローカルフード:ジュンドックの組み合わせです。
JR北海道のグリーン車では、おしぼりやドリンクのサービスがありますが、オホーツクでは一昨年度末で廃止になっています。同時に車内販売も廃止になってしまいました。
オホーツク8号でかにめし! pic.twitter.com/PvcdisUK5o
— レール屋@アイスランドに行きたい… (@rail_ya) 2015年3月28日
もぐもぐ。 pic.twitter.com/oyadTa3fMs
— レール屋@アイスランドに行きたい… (@rail_ya) 2015年3月28日
車内販売廃止と同時に、名物駅弁であったかにめしも消滅…このときは最後にもう一度と、オホーツクに乗って食べました。車内販売末期には、JR北海道が全道的に対応したため、なんと交通系ICカードで支払いできました。実は東海道・山陽新幹線よりも早かったりします。
サッポロクラシックを飲んでウトウトしているうちに、遠軽駅に到着しました。この駅では、列車の進行方向が変わるため、大抵の乗客は座席の向きを変えます。停車時間も長いため、列車を降りて何枚か撮影してきました。ここまでくれば、北見までは残り1時間ほど。
北見の市街地に入り、立体交差のための地下トンネルに入れば、北見駅はもうすぐそこです。列車の終点は網走であるため、お見送り。近々運転区間が短縮される予定であり、数年後には老朽化した車両も新造車に置き換えられます。そのときに、果たしてグリーン車は設定されたままになるのか否か…気になるところです。
翌日は予定通りに石北貨物の撮影へ。ここ数年で私が撮影した中では、最も天候が良い状態でした。…何故か私が北海道行くと、雨や暴風雪と天候が崩れるのです。
【搭乗記】2016/10/08 JL521 羽田→新千歳
体育の日の3連休に北海道に向かいました。まずは新千歳まで移動しますが、早起きしたくなかったので、今回は遅めに羽田を発つ便にしています。
羽田到着後に出発案内の電光掲示板を覗いてみると、搭乗予定便のファーストクラスが空席表示。空いていたら乗ろうかな…と狙っていたので、すかさずアップグレードを依頼しました。どうやら最後の1席だったようで、滑り込みセーフです。
空席待ちせずにアップグレードできたので、久しぶりにダイアモンド・プレミアラウンジへ。軽食が恒常的に提供されるようになってからは初めての利用です。カレーパンとクロワッサン、それにオニオンスープの組み合わせでいただきました。特にカレーパンは、中にたっぷりとカレーが入っているためか、見た目以上に重く感じます。味も適度な辛さがあり美味しかったですね。
…とそんな時にラウンジ内にアナウンスが。曰く、折り返しJL519便に使用する機材が被雷により機材変更が必要で、出発が1時間遅れるとのことでした。後で分かったことですが、これから搭乗予定だったJL521便の機材をJL519便にまわして、JL521便は福岡から到着した機材で運航したようです。1時間遅れということもあるのか、対象範囲は不明ですが食事券も配布されていました。
さて機内へ。いつの間にか、備え付けのスリッパの色が変わったようです。WEBサイトでは薄茶色になっていますが、実際には灰色でした。
今回は初めて軽食時間帯に搭乗しました。右上のフルーツは柿です。ちょうど柿の記事が掲載されていたので、機内誌とリンクさせたのでしょうか。久しぶりに食べた柿は、控えめな甘さが美味しかったです。軽食なので量は少ないはずですが、全て食べ終わる頃にはもう降下開始15分前程度になっていました。最後に紙コップでコーヒーをいただきます。
新千歳に着陸し、ボーディングブリッジを通過すると、寒いこと寒いこと…先日の初雪のニュースを見て、上着を詰め込んでおいて良かったです。…10月といえど、北海道は油断なりません。
【乗車記】2016/09/22 観光特急青の交響曲 大阪阿部野橋→吉野
2016/09/10にデビューした近鉄の新しい観光特急・青の交響曲(シンフォニー)。デビュー直後ということもあり、土日は満席続きでしたが、中途半端な祝日となった今日22日分で空席をなんとか見つけることができ、乗ってきた次第です。
今回は、まず新幹線で京都入りし、特急はるかでJRの天王寺駅=近鉄の大阪阿部野橋駅に向かいます。京都駅では、北近畿方面行きの特急として「丹後の海」編成が発車待ちしており、そのメタリックブルーな車体にテンションが上がりました。…が、今回の目的は別なので、こちらはまたの機会に。
そびえ立つ摩天楼・あべのハルカス。大阪阿部野橋駅の駅ビルです。天候が良くないので眺望は期待できないかなと思い、展望台には寄りませんでした。そのままホームに向かって入線を待ちます。
吉野からお客を乗せて、青の交響曲が到着しました。そのまま折り返し運転となるため、整備完了までホームでしばし待ちます。
元々は通勤型電車を改造した編成ですが、乗降ドア数を変更し、ピカピカの専用塗装を纏った姿は改造元を思い出せない程です。とはいえ車両連結部を見ると、近鉄の通勤型電車で一般的な転落防止柵がそのまま残っています。この辺りが元は通勤型電車であることの面影になるのでしょうか。
いよいよ車内へ。2+1列の合計3列のシートが並びます。ありがたいことに、たまたま残っていたのが1列席側でした。リネンにロゴマークが刺繍されていることからも、力の入れようがうかがえます。
車内を撮影などをしているうちに発車時刻となり、一路吉野駅を目指します。時間にしておよそ1時間弱と短めの旅路です。
車内販売のメニューです。2号車はラウンジカーとなっており、車内限定のケーキやグッズなどを販売しています。発車してしばらくは販売カウンターが混雑していたので、混雑がはけてから2号車に向かいました。
乗車していた3号車から向かうと、ラウンジの手前にライブラリースペースがあります。この空間は乗降ドア+デッキも兼ねているのか、車内スペースとしては広々していました。
ラウンジの入口では、印刷やシールではなく、わざわざ彫ったと思われるロゴマークとラウンジの文字が出迎えてくれます。
車内限定のケーキは、品切れということもなく購入できました。陶器の皿に金属のフォークと、ちゃんと雰囲気が出ています。上側の洋梨の控えめな甘酸っぱさと、下側のチョコレートの甘さという組み合わせがとても美味しかったです。このケーキは季節によって変わるとのことなので、別の季節に再訪するのもいいかもしれません。
今回は1人だったので3号車まで持ち帰りました。もし2~4人グループで乗車しているならば、そのまま2号車で食べることをオススメします。車内にいることを忘れさせてくれそうな内装ですね。
撮影したり食べたりしているうちに、あっという間に終着の吉野駅に到着しました。折り返し列車の予約は取れなかったため、これにて青の交響曲の乗車は終わり。席が取れさえすれば、リーズナブルなお値段でこれほど凝った列車に乗れるので、とてもお得な列車だと思います。しまかぜに続いて、近鉄もなかなかやります。