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広深香高鉄乗車と香港空港でラウンジ泊した話

2018年9月23日に最後の香港側区間が開通した広深香高鉄へ、広州乗車・香港下車で乗りに行ってきました。当日の香港はホテル代がやたらと高騰していたため、初めて空港泊もやってみました。

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往路は、JL087便で広州白雲空港に向かいます。羽田発の国際線は数回しか利用したことがありませんが、今回初めてバス搭乗になりました。この便にはプレミアムエコノミークラスの運賃設定がありません。しかし、SS8なB787-8で運航されているため、エコノミー運賃で席だけプレエコを楽しめるお得な便になっています。ちょうど空いていたため、バルクヘッド席で足下広々、翼の上で揺れも少なく快適に過ごせました。

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機内食は"賛否両論"監修メニューで、別添の塩だれを自分で掛けていただきます。7月の香港行きと同じメニューでした。被ってしまったので、ちょっと残念。

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途中まで概ね時間通りに飛んでいたようですが、着陸直前に大回りのルートになった?ようで、これから向かう広州南駅の巨大な駅舎や、広州タワーを見かけました。最終的には、定刻より10分ほど遅れて第2ターミナルに到着しました。中国南方航空のホーム空港だけあって、同航空の機材が目立ちます。A380も駐機していました。

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さっくりと入国審査を通過して、預け入れ荷物が出てくるのを待ちます。この間に、以前から維持している跨境王の7日間500MBパック48HKDを有効化して通信手段を確保しました。

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荷物を受け取り、税関を通過して、地下鉄の機場北駅に向かいます。本当は記念の意味も含めてICカードの羊城通が欲しかったのですが、販売箇所が見当たらなかったのと、この後の予約済みの列車の時間がギリギリだったため、普通の切符…というかトークンで済ませることにしました。先日からチャージ出来るように設定できたので、初めてWechatpayを利用して購入してみました。広州南駅までは10元になります。

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ホームに向かうと、ちょうど列車が出発する時刻だったようで、待ち時間なく出発できました。広州白雲空港から広州南駅へ地下鉄で向かうには、途中駅で乗り継ぎが必要です。降りてみると、向かい側が乗り継ぎ先の3号線ホームになっていて楽でした。あとはひたすら終点を目指すのみです。

 

広州白雲空港から1時間強ほど掛かって、広州南駅に到着しました。急いで高速鉄道の切符を受け取って、待合室のある3階を目指します。この時は焦っていたため、ほぼ写真は撮れていません。最低でも、もう30分遅い列車なら、余裕があったのかもしれません…

 

改札が始まったため、ホーム階に降ります。乗車するのは、広州南駅始発・深セン北駅終着の区間列車になるG6241です。8両編成のCRH380Aが併結で16両編成になっており、指定された商務座は8号車でした。乗ってみると…ライトが少なめになっているのか、駅に停車中は少々暗い感じを受けました。一方で網棚が存在しないため、天井がかなり高く感じられます。

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広州南駅を定刻より数分早く発車して、一路深セン北に向かいます。発車直後に、さながら高速道路のJCTかの如く、線路の高架が分岐し交わり様々な方向に立体的に分かれていく光景が印象に残りました。しばらくしてから検札を受けますが、それ以降は何も無し。商務座では飲料・茶菓子等のサービスがあると聞いていたのですが、どうも区間列車だから?無かったと思われます。同じ短距離を乗るなら、長距離列車の短区間利用の方が良いということで勉強になりました。

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最高で300km/hを少し上回るぐらいの速度を出しつつ、あっという間に30分近くが経過して、終点の深セン北へ。車内の電光掲示板に到着地の外気温が表示されるのが新鮮でした。なんとなく新幹線よりは飛行機を想起させます。それだけ気温差のあるだろう長距離を移動する前提だからなのでしょうか?

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深セン北では、一旦改札の外に出ました。もし乗り継ぎ先の切符を既に持っているなら、乗り換え専用口から直接待合室に移動できるようです。ここでお腹が空いてきたため、コンビニで菓子パンを購入しました。Wchat Pay2回目。食べ終わってからは、駅の中をブラブラ見ながら改札の開始を待ちます。

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ここからは乗り比べとして、香港MTR運行の動感號の一等車に乗車しました。運行開始から1ヶ月ほどしかたっていないためか、ホームに降りると記念撮影する人が多く見られました。乗車してみると…一等車はザラッとした質感の壁・車端部のツヤツヤのテーブルなど、材質や模様などから高級感を感じる車内になっていました。座席自体は商務座の方が上でしたけどね。使いませんでしたが、オーディオサービスもあるようです。

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深セン北を出発すると、次は終点の西九龍駅です。非常用?なのか、一部明かり区間があることを除いて、基本的にはトンネルが続くため、車窓は退屈です。そのまま、あっという間に、終点に到着しました。エスカレーターの入口付近が頑丈そうなガラス扉で囲まれているなど、どことなく普通の駅とは異なる雰囲気を感じます。

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到着すると、まずは中国からの出国があり、続けて香港への入国となります。「抵港」の表示に従って移動します。このときようやく気付いたのですが、「離港・抵港」の港は香港を表していたのですね。今まで香港の出入国に空港しか使わなかったせいか、てっきり空港を意味しているのかと思い込んでいました。香港側は、ビジター向けのe道ゲートがあるので、対象者なら入国カードを書かずにスムーズに入国できます。最後に自動改札を抜けて到着フロアへ。大きな吹き抜けから天井を見上げると、SFの宇宙船を想起させるよう色・形状になっていました。屋外に出ると、さながら公園のような空間に出ました。さらに上の階には展望台もあるようです。

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西九龍駅から九龍駅へは、徒歩で移動可能です。最初に窓無しの連絡通路を通る以外は、隣接するショッピングモール:エレメントの中しか通らないため、夏場でも快適に移動できそうでした。連絡通路からは、対岸のビル群が見渡せます。

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MTRと徒歩を経由して、2番目の目的であるワイン&ダインフェスティバルの会場に到着しました。今年は10周年記念ということで、香港政府観光局から海外からの旅行者向けに、ワインや料理に交換するトークンと記念ワイングラスが無料で提供されるという太っ腹な企画があり、それに申し込んでいたのです。トークンと言いつつも、提供されるのはオクトパスのようなICカードで、各ブースでタブレット端末を使って減算されていく方式でした。一見するとワインとは無関係そうに思えるキャセイパシフィック航空も出展しており、機内食で提供するワインやノンアルコールのシグネチャーカクテルを提供していました。

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以上で、今回の目的は全て果たしたので、帰路へ。今夜はラウンジ泊です。(この日の空港近くのホテルでは、高い部屋の値段で安い部屋が販売されてるようでしたので…)そのために、まずはエアポートエクスプレスの香港駅へ。帰りはAviosを使った翌日10時台の便を予約しているのですが、エアポートエクスプレスのインタウンチェックインなら、キャセイパシフィック航空便は前日からチェックイン可能なためです。スムーズにチェックイン完了…となるはずでしたが、その便が満席とのこと。そのため、

  1. エコノミークラスにダウングレードして発券し、もしノーショウが出たら搭乗口でプレミアムエコノミーに戻す。(A350で運航)
  2. 1便前でプレミアムエコノミークラス確約で発券する。(A330で運航)

の2択から選ぶことになってしまいました…。キャセイA350は一度も乗ったことが無いため楽しみにしていたのですが…当時は、戻ってこない可能性の高い差額Aviosが勿体ないしなぁ…と思い、最終的に2.を選択しました。今から思えば、東京=香港線なら両クラスに差はほとんど無いだろうし、ダウングレードを飲んでいれば良かったかな…と。優柔不断なので、なかなか即断即決ができません。

 

何はともあれ、チェックインは完了し搭乗券が入手出来ました。エアポートエクスプレスで空港まで移動して、そのまま出国。予約しておいたPlaza Premium First Loungeに向かいます。通常なら現地で料金を支払いますが、KLOOKというサイトで販売されている早期予約料金を使いました。これにより、8時間利用時で5000円ほど安くできました。

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ウェルカムドリンクをいただいてから、ラウンジ内の各所を案内して貰えます。その後は、予約したシャワーの時間が来るのをソファー席で待っていました。ソファーも普通のラウンジとは違って、重厚な感じを受けます。シャワーは2室しかありませんでしたが、1時間ほど使うことが出来ました。

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シャワーを浴びた後は、足を伸ばして座れるタイプの椅子に移動して、お休みタイムです。この椅子はラウンジの奥側に5脚用意されています。ただ、直上に空調の吹き出し口があるため、寝るには少し音が気になるかもしれません。実際、私は気になったので手持ちのノイズキャンセリングヘッドフォンを着けてから眠りました。このラウンジは24時間営業なのですが、深夜帯には清掃があるようです。2時頃にその音で一旦は目が覚めてしまいました。また、眠って体温が下がると、空調の効いたこの場所は少々寒く感じます。以上から、ここで寝続けたいならば、耳栓かヘッドフォンと、ブランケットを予め用意しておいた方が良いかと思います。

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5時半頃に起き出してみると、ラウンジ全体で私を含めて4名しか利用客はいませんでした。オープンしたばかり、利用料も高め、の影響だと思いますが、ホテルに泊まる代替手段としては穴場なように思います。人がいないので、あちこち見て回ってみました。お酒もシャンパン、カクテルと注文できるようですが、今回は使わず。ちょっと勿体ないことをしました…。なお、別料金を払うことで、より高い銘柄を飲めたりもするようです。

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見て回ったなかで、ガラスケースに納められている色とりどりなデザートが目を惹いたので、いただきました。

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この頃になると、ついに500MBを使い切ってしまい、やむなくラウンジのWi-Fiに接続しました。そんなに通信速度は速くないだろうと思い込んでいたのですが…計測してみると、想像以上に低遅延かつ上下とも100Mbps越えと高速でした。接続している人が少なかったことも理由かもしれませんが、これならWi-Fiを利用した方が快適そうです。

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朝6時になると、1品分は無料のアラカルトメニューを注文できるようになります。一番乗りで席に着きました。注文したのは牛ほほ肉の煮込み。これがまた、お肉を重ねた状態で、それを崩さずにナイフで簡単に切れるようなホロホロした柔らかさなのです。見た目・食感・味が絶品でした。

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食べ終わった頃合いで、8時間のタイムリミットが来てしまい、一夜を過ごしたラウンジを後にしました。元々の予定だと、10時頃まで他のラウンジを渡り歩くつもりでしたが、変更後の便は8時台の出発なので移動し始めます。今回の搭乗口は、Y字型のターミナルの一番果てでした。上部に付いている出っ張りは、てっきりWi-Fi用の衛星通信アンテナかと思ったのですが、機内に案内は無く…。

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搭乗開始して自席へ。この便でもバルクヘッド席でした。やっぱりA350でなかったのが残念。席だけではなくて、尾翼上の機外カメラ映像も見てみたかったです…。

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空港混雑により、定刻から10分ほど遅れてプッシュバック開始。8時40分頃に離陸しました。その後、個人的には二度目になる朝食タイム。まさに朝食な感じのオムレツをいただきます。

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食べてしまうと、後はすることも無く。音楽を聴きながらウトウト過ごして、間もなく着陸という時間になりました。窓からは遠くに富士山が見えていました。

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13時7分頃に着陸し、12時15分には駐機場に到着して今回の旅行は終わりました。到着ロビーに抜けた後は、京急線方面へのアクセス特急をちょうど乗り過ごしてしまったため、待ち時間に第1ターミナル側まで移動して離陸する便を撮影していました。イベリア航空…でなくてもいいので、スペインも行ってみたいな…。

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