Traffic aggregation

メインは鉄道なれど、バスに飛行機、フェリーから自家用車まで、交通機関なんでもござれ。※宿泊もあるよ。

【搭乗記】2019/05/04 BA460 LHR→MAD

今年のGW旅行の続きになります。イギリスの鉄道三昧な観光を終えた翌日、もうイギリスを出国して次なる目的地のスペインへ向かいました。

2泊したケンジントンヒルトンオリンピアをチェックアウトし、まずはパディントン駅に向かいます。
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往路は地下鉄のピカデリー線を使いましたが、復路はせっかくなのでヒースローエクスプレスに乗車しました。週末運賃で平日に比べると安かったので、ビジネスファーストクラスで切符を買ってあります。
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短時間の乗車で終点のターミナル5駅に到着。空いていたのもあり、確かに快適ではありました。ただ、今回宿泊したケンジントンまでだと、ヒースローエクスプレスとピカデリー線の利用で時間的に差が少なく、むしろ運賃の差が大きいです。次回使うかは、目的地次第ですかね…
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ターミナル5はBA専用ということもあり、チェックインはすいすい完了。クラブギャラリーサウスラウンジに向かいました。入口には大きなA380の模型が鎮座。BA本拠地ということもあり巨大なラウンジでしたが、常に出発便がいるためか混雑していました。食事をちょっとつまんで、出発ゲートが決まるまで待ちます。
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アプリの通知で出発ゲートを受け取り、移動開始。ラウンジの位置する本館(ゲートAxx)から、遠い方のサテライト(ゲートCxx)まで移動します。地下からゲート階までエスカレーターで上がりますが、途中1階の踊り場では、駐機中のB747を下から見上げられるような大きな窓がありました。
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エスカレーターを上がりきって再度窓から覗くと、合計3機のB747が一堂に会す図が眼下に広がっていました。
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今回搭乗するBA460便は、ヨーロッパ域内線では珍しい、長距離線用機材が定期的に運航されている便になります。15000Aviosを使ってビジネスクラスを予約しており、BA名物の後ろ向きシートの初体験となりました。
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1326にプッシュバック開始して離陸。シートベルト着用サインが消灯したので、座席間のパーティションを上げよう…と思ったのですが、上げ方が分からず。周囲を見渡してみると、私だけでなく他の方々も上げ方…というか上げた後の固定方法が分からず、試行錯誤の末に諦めていました。手で上げてみると、ギアが動く感触がしたため、恐らく長距離線では、電動でキャビン全体を一括で上げるのだと思われます。

1410頃に、まず飲み物と乾き物の配布がありました。乾き物はピーナッツ、飲み物はガラスコップで。イギリスの鉄道同様に、ここでも炭酸水を頼むと、レモンと氷を入れてもらえます。
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メニュー表は、小さいながらも立体柄入りのちょっと凝った紙を使っていました。3種類記載のあった中からローストビーフを選んだのですが、残念ながら無いということでカレーになりました。
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ワンプレートで全部提供されてきたイエローチキンカレー。この後さらにパンも配膳されたので、仮にラウンジでお腹いっぱい食べていると多過ぎるぐらいでした。
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搭乗しているB772にはWi-Fiが搭載されていたので、料金をチラ見。接続すると、まずは便名や出発到着時刻が表示されます。下にスクロールすると、高度や対地速度も表示されていました。見たところフライトマップは無さそう。
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肝心のプランは大きく2種類に分かれており、ビデオストリーミング不可のプランは安く、可のプランはザックリその倍額程度というお値段。ストリーミングはトップ画面に表示されていたようにNetflixと思われます。支払いは、VISA/AMEX/MasterCardのいずれかということで、恐らくJCBは使えないようでした。残り1時間程度ということもあり、今回は利用しませんでした。…往路のBA6便がWi-Fi使える機材だったら良かったのですが。
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その後は機窓を眺めたりと過ごし、1515にはシートベルト着用サインが点灯。倒した覚えがないのにやたらとリクライニングが効いていたので、垂直に戻しました…と思ったのですが、どうやらリクライニングしている方が着陸姿勢だったようで、CAさんに指摘されて直すことに。
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1636にマドリード空港に着陸。本拠地だけあって、イベリア航空の尾翼が目立ちます。駐機場への到着は1640と、空港規模の割にはかなり早かったですね。
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預け入れ荷物の受け取りを待ちますが…優先タグ無しの荷物が出てきても、まだ自分の荷物は出てこず。すわバゲージロストか!と思いきや、荷物タグの間に貼り付けられたら優先タグが綺麗に千切れてしまったために優先荷物だと認識してもらえず、その結果出てくるのが遅かっただけでした。

その後、乗り継ぎ先のイベリア航空のチェックインを済ませて、今日の最終目的地のバルセロナへ。到着時刻は21時を過ぎているのに、まだ空に夕焼けが残っているのが印象的でした。
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ライドシェアサービスを使って今夜の宿のフェアモントへ移動。Uberバルセロナから撤退したので、Cabifyというアプリを使いました。このサービスの良い点として、BAのAviosが貯まります。積算も翌日と意外に早かったですね。
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翌日、バルセロナに来た目的であるサグラダ・ファミリアを見学しました。2026年完成予定だそうなので、完成後にもっと広角のレンズを携えて再訪したいところです。
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…ロンドン=バルセロナなら直行便もあるとツッコまれそうですが、長距離線用機材を体験したいがために、このような大回りの搭乗になった次第でした。