Traffic aggregation

メインは鉄道なれど、バスに飛行機、フェリーから自家用車まで、交通機関なんでもござれ。※宿泊もあるよ。

【乗車記】2023/04/02 伊予灘ものがたり道後編(2代目編成運行開始1周年)

2代目編成運行開始1周年の式典実施が発表され、行こうと思い立ってからから窓口に通いつめること1週間…出発日当日にサンライズ瀬戸伊予灘ものがたりの両方の空席を奇跡的に取れたので行ってきた。
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サンライズで四国へ

新年度となった4月1日、定期券の購入などで猛烈に混雑している各駅のみどりの窓口を回避して、比較的に列が短い(それでも30分近く並んだ)秋葉原駅伊予灘ものがたりの切符が購入できてから4時間後。同日先行してえきねっとで購入できていたサンライズ瀬戸横浜駅から乗車。
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乗車後はノビノビ座席で寝床を整えてそのまま就寝。明け方に目が覚めていたものの、姫路までの停車に気付かなかったので、1時過ぎの浜松より先まではグッスリと寝ていたようで。岡山で出雲を分割していざ四国へ。
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延長運転の琴平までは乗らずに高松で下車。駅前にあるJR四国系列のめりけんやで朝食を食べてからきっぷを切り替え。今回は1日のみということもあり、しこくスマートえきちゃんアプリで「週末乗り放題きっぷ」を購入。前日から運用が始まったスマートえきちゃんアプリ用の自動改札も体験して松山方面へ。
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高架化工事の進む松山駅で式典を

式典の開始時刻前に松山駅に到着。伊予灘ものがたりが入線する式典会場の2・3番線ホームは混雑していたので、1番ホーム側からくす玉割り・伊予灘ものがたり八幡浜編の発車をお見送り。発車案内には1周年の表示が流れ、くす玉割りにはゆるキャラも出席しての撮影タイムがあった模様。
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八幡浜駅に先回り

(先発の宇和海は式典の途中で発車するダイヤになっていたので)松山駅でさらに1時間ほど待って後続の宇和海八幡浜へ。すまいるえきちゃんラッピング車両が留置されていたのを撮ったり、側線を覆うように生えていた草(Twitter上ではマツバウンランではないかと情報をいただきました)を撮ったりしながら伊予灘ものがたりの到着を待つ。
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改札の外にも出てみたところ(まだ見ていないものの)映画すずめの戸締まりに八幡浜が登場するということで、後ろ戸と椅子が設置されていた(椅子の上に地元ソウルフード八幡浜ちゃんぽんがさらに置いてあったのがちょっと面白い)
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伊予灘ものがたり道後編に乗車

松山駅で出発を見送って追い抜いた伊予灘ものがたり八幡浜編が到着。1周年記念だけあって(恐らくは)普段よりもかなり手厚い歓迎と、このあと出発する道後編のお見送りになっていたようで。特に地元ソウルフードPRキャラの「はまぽん」とすまいるえきちゃんがわちゃわちゃしていたのが面白く。
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唯一取れた相席のテーブル席に座って一路、愛ある伊予灘線へ。ヘッドマーク以外にも側面の表示がHappy Anniversaryになっていたり、1周年記念のキーホルダーがあらかじめ配布されていたり、やはり今日乗れてよかった。ただ、切符が取れたのが前日ということもあり、残念ながらアフタヌーンティーセットは申し込めず。(でもJR四国の観光列車は、事前申し込み以外の車内販売が充実しているので、お腹は十分満たせる)
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この1週間前に、櫻編と銘打って桜の時期にちなんだメニューの提供や専用ヘッドマークを掲出した特別運行をしていたこともあり、あまり桜には期待していなかった…ものの、どうもこの週末の方が満開に近かったようで、至る所で桜を見ることができた。曇り気味だったのが唯一残念。
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「花より団子」ではなくて「花も団子も」の欲張り派なので、桜と伊予灘の組み合わせだけではなく車内販売のメニューも味わってきた。1周年記念のどら焼きはどちらかというとお土産向けだったようだけど、もちろん車内でそのまま食べることもできる。モチモチ食感で美味しい…
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列車は、一旦下車できる停車駅では一番風景と組み合わせた写真が映える下灘駅に到着。長くはない停車時間のうちに、伊予灘と桜と写真を撮りまくる。
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車両から音楽が流れ始めるのが発車が近い合図。車内に戻って出発すると、行程はもう終盤。伊予灘に別れを告げて、再びの停車駅で猫駅長さんと戯れたり、お土産タイムで新商品(車内販売で提供されている伊予灘ViewTeaを自宅でも楽しめる…ところでパッケージは洒落かな?)を買ったり。伊予市まで戻ってきたところで、雲が無くなって眩しい夕陽に照らされながら終点松山へ。
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再び松山に戻ってきて、この伊予灘ものがたり2代目編成運行開始1周年記念の宴は終わり。この後の移動の予定上、慌ただしく乗り換えたので余韻はそんなに無い忙しない終わり方になってしまった。
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終点松山から

日没の時間が伊予灘ものがたりの運行時間とマッチしない季節になったので、夕焼けは松山で乗り換えた特急で一路岡山に向かう最中に見えた(これはこれでなかなか)今回が通算3回目の伊予灘ものがたり乗車になったけど、次は下灘駅付近で日没になる季節に乗るか、もしくは人数を集めてフィオーレスイートに乗りたいところ。
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【宿泊記】2022/12/20 メルキュール飛騨高山

前回の投稿から早2年も経過した今日この頃。なかなか特筆するような遠出も無く開店休業状態だったこのブログですが、久々に良かったなぁと感銘を覚えたので新しい投稿を。

2022年12月20日に新築開業したメルキュール飛騨高山へ、開業初日に泊まってきました。
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高山駅で下車し、徒歩で数分南下するとメルキュール飛騨高山が見えてきます。今回は鉄道利用+徒歩だったので分からなかったのですが、一見した限りではホテルの敷地内に大きな駐車場などは見当たりませんでした(小さめですが、一応車回しのようなスペースと館内との出入口はあるようでした)ので、車利用の場合はホテルに問い合わせておいた方がいいのかもしれません。
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ホテルの正面入口から中に入ると、正面には組み立て前の椅子を組み合わせたさながらアートのような壁面を境に、右手には併設のレストラン・バーのホーバルがあり、左手にフロントがあります。フロント部分は2階の廊下からも見下ろせる吹き抜けになっています。(チェックアウト時に聞いた話だと、当初は2階に温泉を設置予定だったとか。吹き抜けはその当初計画の名残なんでしょうか?)
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初日・初回の宿泊ということもあり、今回はプリビレッジルームで予約していました。最上階は温泉フロアになっており、その下の2フロア分がプリビレッジルームの階になっています。エレベーターホールだけではなく、廊下も天井の照明が凝った造りに。
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部屋の中へ。割り当てられた部屋は線路側で、偶然ですが嬉しいトレインビュールームでした。カーテンを開けて窓の近くにいると列車の走行音はそこそこ聞こえてきますが、本数の少ない高山本線なのであまり気にならないかと思います。
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初日と言うことで(もったいなくて未だに開封できていないですが)お箸らしきギフトが置いてありました。この手のお土産も開業初日宿泊の醍醐味。
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部屋の全体はこんな感じ。ベッド下の絨毯が重厚な感じなのと、椅子がちょっと斜め気味なのでリラックスした体勢で座れる(逆に机上で何かをやるには向いてない)。ベッドは思った以上に硬めというか反発感があり。冷蔵庫もあるものの、国内の他のメルキュールのようなプリビレッジルームでのミニバー無料は無し(というよりミニバーそのものが無い)
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温泉大浴場があるため、部屋にはバスタブ無しのシャワーブースのみ仕様。備え付けのシャンプー・コンディショナー・ボディーソープは温泉大浴場含めて全て同じ銘柄が設置されていました(国内の各メルキュールで標準的に使われているものとは別のブランドっぽいです。個人的には各メルキュールで標準的に使われているものの方が匂いが好み。)
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お次はレストランへ。現時点ではレストランは朝食と夕食のみの営業で、夕食の利用は宿泊者のみかつ前日までに予約が必要でした。宿泊者のみなのは、レストラン個別会計ではなく部屋付けでの精算のみ対応しているからかもしれません。今回は電話で予約して夕食も食べてきました。(電話予約時に時間を指定していなくて、チェックイン時に時間を決定)
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この記事を書いている時点では、メニューが(アコーのサイトでは無い独自の)公式サイトで公開されています。本来はサラダとピッツァをビュッフェ形式で選べるのですが、初日は利用者が少なかったからかどちらも1皿ずつの提供となりました。
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メインは選択式で、今回は魚料理のブイヤベースを注文。ここまでが標準のコース料理に含まれるもので、別料金でパスタやデザートを追加できます。まだお腹に余裕があったのでデザートを追加。文面だけだとどんな感じなのか分からなかったので、せっかくならオススメの品を食べたいと聞いてみてアプリコットのサラバンを追加。ラム酒が染みこんだしっとり美味しい逸品でした。
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食後は少し時間を空けてから、チェックイン時にプリビレッジルームの特典として申し込んでおいた貸切露天風呂へ。15時から23時の間に45分間単位のお風呂が3部屋あるので、24部屋分は枠があるようです。一旦1階フロントでカードキーを借りてから再度最上階の9階へ。エレベーターホールを出ると、左手に女湯、右手が男湯で、真ん中辺りに貸切露天風呂が並んでいました。タオルは置いてあったので、部屋から持ってくる必要は無さそうでした。置いてある枚数からすると、4人までは入る想定のようです。露天風呂ということですが、構造上冬場は露天にするのは寒くて厳しいかもという印象。浴槽は翌日入った貸切じゃない方の温泉と同じで、古き良きタイル張りながら、曲線を多用した現代的な映える外観に仕上がっています。
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朝食付きなので、翌朝は再びホーバルへ。これが一番感銘を覚えたのですが、朝食が一手間加えた凝った料理ばかりでとにかく気合いが入っていました。ここに泊まって朝食を食べないのは、勿体ないというか半分ぐらい損してると言っても過言では無いと思います。芋とゆずの炊き込みご飯とか、スパイスをまぶしたサーモン、餡かけだし巻き卵、珍しい?ビートのドレッシング、そして朝からの飛騨牛カレーはご飯が進む辛口に柔らかく煮込まれた飛騨牛。デザートも朝食としては充実していたと思います。今回は1泊だったので全部まとめて堪能しちゃいましたが、何日かに分けて食べれば連泊でも飽きないと思います。
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最後の朝食がかなり満足で、お値段以上の価値があるいい滞在でした。貸切露天風呂のことを考えると、今度は春以降暖かくなってから露天状態を楽しむために再訪したいです。アコー系列のホテルは地域にだいぶ偏りがある(例えば北海道や九州には1軒も無い…訂正:北海道にはメルキュール札幌がありました)ので、高山を皮切りに有名観光地に開業していってくれると嬉しいところですが。

オリエント急行でティータイムを in 箱根

箱根ラリック美術館で、オリエント急行の車内でのティータイムを楽しんできました。(行きたいなと思いつつ、近いこともあってなかなか行く機会を見つけられず…)
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オリエント急行車内でのティータイムは、当日に現地でのみ受付。1日あたり複数回の時間枠がありますが、新型コロナ対策として枠間で1時間換気するために、枠を平常時よりも減らしていました。念のため9時の開館と同時に入り、10時の回を予約しました。(結局はそんなに急ぐ必要はなくて杞憂でしたが)
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外観の写真を人がいないうちに撮っておこうと(+宿のチェックアウト時間の都合もあら)予約した10時より結構前に集合場所へ。紅葉真っ盛りの時期に来れば、奥の全面ガラス張りの向こう側の木の紅葉との組み合わせが撮れたりするのかな…とか考えながら何枚も撮りまくり。
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予約時間になりましたが、結局この回は私も含めて3組だけと少なかったです(それが狙いでもありましたが)。車内へ案内される前に、まずビデオでこの車両が箱根に来ることになった経緯などが説明されました。…一品ものの巨大な芸術品みたいなこの車両を、港から峠道を延々上ってこの場所まで運んできた苦労が偲ばれます。ビデオ視聴が終わると車内へ。従来は車内でも口頭の説明があったそうですが、今は新型コロナ対策として各テーブルに置かれた説明シートで代替えしてるとのこと。
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着席してから、約40分ほどのティータイム(&撮影タイム)を楽しみました。紅茶は金属のポットにたっぷり3杯分は入っていました。(ちなみにこの金属製のポットは購入可能でした。お値段8800円。)…今から思うと、明るい日中よりも室内照明だけで照らされる日没直前 or 日没後の方が雰囲気を楽しむにはより良かったかもしれません。
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あっという間に40分過ぎてしまい退席する時間に。最後に出口側にある個室を外から見学。日没後は、個室の外もこんな感じの雰囲気になるんですかね。
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ティータイムを終えた後は、美術館の展示もじっくり見学してきました。写真撮影禁止で撮れなかったのが惜しいくらい。芸術的で量産可能という対極を両立した作品群が魅力的でした。
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今回は、GoToキャンペーンで安くなっていたのと、私が朝が苦手ということもあり近くの温泉宿に泊まりました。箱根ラリック美術館から徒歩4分という超至近の場所にあるマウントビュー箱根です。
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この界隈は、他にも星の王子さまミュージアム箱根ガラスの森美術館が徒歩圏内に集まっているので、まとめて見学するには向いているように思います。実際、ミュージアムフリーパスを使って両方とも行ってきました。(星の王子さまミュージアムは、サン=テグジュペリの展示に思いの外見入ってしまいました。)
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TAPポルトガル航空のステータスマッチでスタアラゴールドに+気になる特典

3月末が期限のTAPポルトガル航空のステータスマッチキャンペーン、4月末まで延長されたので、迷ったものの参加してみました。
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ステータスマッチキャンペーン

公式サイトのキャンペーンのページは既に消滅。今度は延長されずに終了したようです。

参加してからステータスが適用されるまでの時系列は以下の通りです。アカウント作成時の他社ステータスが分かる資料の提示と、マイル購入等が条件でした。

  • 04/25:アカウント作成兼キャンペーン自動登録
  • 04/26:マイルを購入して適用条件を満たす
  • 04/30:キャンペーン終了
  • 05/05:キャンペーン適用確認のメールを受信
  • 05/14:アプリ・Web上でゴールドの反映を確認

いわゆる物理カードがマイルを積算すれば届くのか分かりませんが、公式アプリのデジタルカード、または以下のページからダウンロードできるPDFでの紙のカードを使用できます。予定では05/16頃の反映とのことでしたが、少し早めにTAP Miles&Go Goldの反映が確認できました。


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TAP Miles&Go Goldの気になる特典

今回適用されたステータスですが、以下のページからその特典を確認できます。いずれもよくある特典なのですが、一つ目を引くものがありました。

それは、任意の一人を同じステータスに招待できるというものです。規約を読む限り、ステータスマッチで得られたステータスの場合は特典の使用が制限される…ようなことは見当たりませんでした。なので、もしかすると家族や友人もスタアラゴールドになれる…のかもしれません。要検証。


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[2020/07/08 追記] またステータスマッチが始まったようですが…

どうやら、またステータスマッチを開始したようです。ただし、前回よりも条件がだいぶ厳しくなっており、日本から参加できる方は限られるのではないでしょうか。

今回は規約がPDFで用意されていました。抜粋すると以下のような変更が大きいです。

  • ステータスマッチの対象は、主にヨーロッパ・南米・北米の航空会社のステータスを保持している方のみ
  • 通常よりも低い条件で更新可能なものの、25000ステータスマイル獲得かつTAPポルトガル航空で4回搭乗が必要。
  • ゴールドで得られる特典のうち、もう一人をゴールドに招待する特典と物理カードの発行が更新前には例外となる。

https://www.flytap.com/-/media/Flytap/Miles-and-go-_-Rebranding/Campanhas/2020/6---Junho/Status_Match/Regulamento_da_Campanha_de_Status_Match_EN.pdf

今回制限が明記された特典は、前回のステータスマッチキャンペーン時に誰かが実際に申請した結果としてこうなったのでしょうか…?(結局、私はまだ試していませんでした)

機内から見る夜明け(窓 or モニター)

新型コロナウイルス関連の情勢により、今年のGWは基本的に自宅で過ごして終わる今日この頃です。国内旅行はともかくとして、海外への旅行は果たしていつになるのか…。

次にいつ乗れるようになるか分からないですが、そんな国際線だけで見られる(少なくとも日本国内線では無理と思われる)ものとして、機内から見る夜明けがあります。該当する便に乗った過去2回分を振り返ってみました。
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2017/10/30 JL414 HEL→NRT

往路

往路は、過去に以下の記事を投稿済みで、自分にとって初の長距離でのファーストクラス搭乗体験になりました。

空港にて

ヘルシンキ空港には、鉄道を利用して移動しました。ヘルシンキ駅=空港駅間は環状線になっており、発着頻度も高いです。そのため、よほど荷物の量が多い等でなければ、鉄道での移動が便利だと思います。
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空港駅は地下駅ですが、天井が相当高くなっているため圧迫感は全く感じません。その代わり?かなりの地下深くに位置しているため、地上のターミナルまでの移動には、長いエスカレーターで昇る必要がありました。(体感的には、4~5階分ぐらいの地下=地下を1本で結んでいるため、下り方向はちょっと怖い…)
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JAL便はT2からの出発です。チェックイン時間よりも前に着いたので、ターミナル内を散策。飛行機およびその部品や、アート作品?が展示されていたりもしました。熊がちょっと可愛い。
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チェックイン・保安検査を通過して、まずはシェンゲン圏内便のフロアへ。行程中にフィンランド国内線搭乗時に利用しましたが、こちらのフロアにもフィンエアーラウンジがあります。
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出国審査を経てシェンゲン圏外用のフィンエアーのラウンジで腹ごしらえ。混雑していたため、カウンター席に陣取りました。
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機内にて

外が暗く反射が多いうえに近寄れないため、機体だけをうまく撮影できず。特に遅延無く搭乗開始となり、機内に移動しました。

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このときは、これまた長距離では初体験のビジネスクラス。これも、今は無き曜日限定の必要マイル数割引キャンペーンのおかげでした。本来なら格段に広いはずなのですが、往路に乗ったファーストクラスと比べてしまうと、やはり狭く思えてしまいました。
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食事は洋食を。メインには魚料理を選択しました。白ワインと炭酸水も頼んだのですが、どうもこの旅行から炭酸水を日頃から常飲するようになった気がします。
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エアウィーヴのマットを敷いて、日本時間の3時頃に就寝しました。だいぶ北側を飛んでいたので、機内からオーロラが見られたりしないかな?…窓を覗いてましたが、結局見られず。
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窓越しの夜明け

日本時間の7時頃に目が覚めました。どうも、寝る際に電子カーテンの明るさを調整しなかったためか、空が白み始めた明るさで目が覚めたようでした。キャビン内の明るさは自席の電子カーテンを調整していなくてもそこそこの明るさになっていたので、そのまま日の出を拝むことに。何枚か撮影した後は、一応念のために電子カーテンの設定を最大に切り替え。

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朝食と着陸

その後、キャビン内の照明が点灯し、朝食タイムとなりました。1品目には、ヨーロッパ線限定のダジャレ丼(今回はフィンランド発なので、フィンラン丼)を注文。2品目として、チキン・スモークサーモンのサンドウィッチを注文しようとしたものの、チキンは品切れ。甘いパンを勧められたので、その組み合わせにて。付け合わせの野菜にベリーソース?がかかっていて、甘酸っぱさが美味しい。
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そして、予定より若干早く着陸。降機して吞気に写真を撮っていましたが、機内にパスポートを忘れてくるという失態がその後に発覚。旅行先でなくてまだマシとはいえ、赤っ恥…。
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今度こそ忘れ物が無い状態で帰国。預け入れ手荷物を受け取ってみるとハロウィーンのタグが付いていました。
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2018/12/24 CX524 HKG→NRT

往路

こちらも、往路は以下の記事で投稿済み。夜明けとは正反対に、機窓から夕焼けを眺めながらの移動になりました。

空港にて

出国時点では、まだ搭乗口が決まっていなかったこともあり、まずはセンチュリオンラウンジへ。時期的なものか、クリスマスっぽい配色のケーキなども置いてありました。前回利用時は寄らなかったバーカウンターでカクテルを注文したのですが、これ1杯で覿面に酔ってしまい…その後キャセイラウンジで酔い覚ましに終始することになりました。
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搭乗開始は、予定よりも30分以上遅延しました。ラウンジを出てきてしまったので、搭乗口付近で待ちぼうけ。

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機内にて

この時がA350-1000の初搭乗となりました。A350-900は、チャイナエアラインの初便にて搭乗済み。Aviosで発券したプレミアムエコノミーで帰途に着きます。キャセイの機材の場合に、機内でSMS送信可(ただしローミングのため、高額になりそうで怖い)だったり、Bluetoothも利用可とのアナウンスが流れていました。

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やたらと時間がかかったとは思いましたが、実際ボーディングブリッジが離れたのは現地時間の2時半過ぎ。プッシュバック開始は2時45分となり、離陸したのは3時を過ぎていました。離陸後に軽食の配布がありました。そそくさと食べて、就寝…。
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モニター越しの夜明け

ふと目を覚ますと、そろそろ日の出の時間。IFEのモニターを最低照度でONにして待機。やがて、右上に日の出が見えてきました。…画角上、完全に見えないのが難点ではあるものの、これはこれで独特の景色が堪能できます。太陽が明るくなると、白飛びしてしまうのが玉に瑕ですが。

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この後も、基本的にはモニターを着陸まで見続けていました。着陸直前には、雲と太陽の方向の組み合わせおかげか、ちょっと神々しい雰囲気に。
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終わりに

以上、窓越しとモニター越しの2種類での体験でした。窓越しは基本的にはどの機種でも可能ですが、モニター越しは一部機種(エアバス製のA380, A350などが代表的)のみに限られます。一方で照明が落とされているときは、窓のカーテンを開けることで機内を一気に明るくさせてしまう可能性があります。そのため、個人的には周囲の迷惑にならない範囲(カーテンを開けても大して機内の明るさが変わらない or モニターを最低照度で)で今後も楽しもうと思っています。

【乗車記】2020/03/14 伊豆方面の新しい顔に一番列車でまとめ乗り(サフィール踊り子・踊り子)

ダイヤ改正1ヶ月前の10時打ちには敗北…したものの、少しずつキャンセルされた席が取れた結果、新顔となるE261系・E257系の一番列車に乗車してきました。

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…しかし、途中でうっかりミスが発覚した結果、予約した海岸を見ながらのヌードルをキャンセルすることに…さよならヌードル。

 

【川崎→熱海:踊り子7号・グリーン車

1本目として、最寄りJR駅の川崎から熱海までE257系踊り子の一番列車に乗車。最近川崎駅の東海道線ホームを使っていなかったのですが、当然のようにE257系運行踊り子用の乗車目標が設置されていました。

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もともとE257系の半室普通車・半室グリーン車合造車だったのが、転用時に全室に改造されています。せっかくなので、その全室グリーン車の予約を取ったのですが、予約時点では全13列のどちら側が元普通車区画なのかは不明。結局1~7列目までは元々グリーン車の区画、8~13列目までが元普通車の区画のようです。窓割りなどを考えると、1~7列目の方がいいのかもしれません。

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湘南新宿ラインと併走。窓側には増設されたコンセントが見えます。満席ではないものの、そこまでガラガラという訳でもない、そこそこな乗車率でした。

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熱海駅で降車すると、まだスーパービュー踊り子の乗車目標が残ったままでした。しばらくしたら撤去されるだろうと想像がつくので、今だけの新旧共演でしょう。発車まで少し停車時間があったので先頭まで移動。LEDでも絵入りヘッドマークでした。

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【熱海→伊豆急下田サフィール踊り子1号・プレミアムグリーン車

発覚したうっかりミスの対処として一旦改札外へ。時間を潰してから戻ってみると、改札に駅員さんが作成されたスーパービュー踊り子のモザイク画とサフィール踊り子の黒板アートが設置されていました。ポスターに近い構図でした。

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ホームに戻ったところ、東海道線の遅延の影響を受けて、サフィール踊り子も15分ほど遅れているようです。案内放送によると、乗車できるのは12時35分とのこと。その間にホームでは駅員さんが一番列車を歓迎する横断幕を準備していました。

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手袋をつけたいほどの寒さのホームから、暖かい車内へ。1号車のプレミアムグリーン車は東京寄りにデッキがあり、客室に入ってすぐの場所に荷物置き場が設置されています。1+1の独立シートながら、通路が片側に寄せられており、さながら往年のジョイフルトレインのような配置です。室内照明は全体的に暗め。とはいえ、今日のような悪天候の中でも頭上の開放感がかなりあるので、晴天時はより強く広々としている感覚が得られそうでした。

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座席は革張りで少し硬めな座り心地でした。リクライニング・フットレストを肘掛けのコントローラから電動で調整可能。フルフラットになるわけではないですが、そこそこ深く倒すことができます。座った時の視界は↓のような感じに。

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全席にバックシェルが付いているのですが、これがまた反射するほどにピカピカ。対向列車や沿線の景色を反射させていたりします。これはキンメ電車との交換風景。ちょうどこのバックシェルのカーブの部分にコートかけのフックが付いています。窓側座席だけは、さらに壁にも付いていたので2着かけられるようです。

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海に最接近。あいにくの雨模様が残念でした。久しぶりに自分の鉄道関係限定天候運の無さが発揮されたようです。(今日の予報によると明日は晴れ)…次は天気のいい日に海側に座りたいです。

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河津駅を過ぎて、次は終点伊豆急下田。せっかくなので、海も見えなくなるこのタイミングで個室車両の方も覗いて来ました。乗車時にはあまり気付かなかったのですが、客室とは正反対に、デッキは明るい白系が基調になっています。個室も座席同様に伊豆急下田側が1番で4人用6人用関係無く連番のようです。

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個室車両の通路部分。手すりも備わっているのですが、見えにくい取り付け部分に車体塗装と同じ塗装がされていて目を引きました。

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似たような塗装はドアの内側にも見られます。こちらはもう少し複雑そうで、パッと見は布地のようにも見えます。(あまりそのようなことは想定されてないでしょうけど)手触りもよかったような。細かいところまで手間暇かけていそうで感心しました。

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そして、終点の伊豆急下田に到着。E257系を横目にホームに滑り込みました。今日は最終的に20分以上の遅れになったようです。

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伊豆急下田駅は頭端式のホームなので、先頭が楽に撮れます。折り返しのサフィール踊り子2号の発車まで、改札内でいろいろ撮影していました。これにて一番列車の乗車は終了。
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伊豆急下田→熱海:サフィール踊り子4号・グリーン車

発車の10分前から始まる改札を抜けてホームへ。往路の1号はRS1編成、これから乗る4号ではRS2編成と、初日にして全編成の乗車達成となりました。

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今回は山側の1人席を取ってあります。席自体は、E5系と同じタイプのように見えました。在来線での採用は、JR四国の8600系などに続いての採用になるのでしょうか。

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プレミアムグリーン車にはありませんでしたが、グリーン車には網棚があります。天窓からの光が遮られないような、底が透明でした。

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少なくとも乗車した7号車には、東京寄りにかなり大きな(座席2~3列分になりそう)荷物置き場が確保されていました。これなら巨大なスーツケースでも、そこそこの数が収まりそうです。

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伊豆急下田を発車して、再び海に最接近の区間を通過。このタイミングで臨席の方が席を外していたので、通路越しに海を撮影。今のダイヤだと、16時50分~55分頃にこの区間を通過しています。この時間を含む時間帯のヌードルを予約すれば、海を眺めながらの食事が楽しめるでしょう。
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この海沿いの区間を過ぎてしばらくしてから、事前に注文したコーヒーが届きました。紙袋に入れて席まで届けてもらえます。予約サイトの画面から専用紙コップなのかと思っていましたが、どうも違うようです。ワゴンによる車販もあるそうですが、7号車に来たのは熱海駅着の直前ぐらいだったので、結構遅いようです。

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熱海で降車。発車するサフィール踊り子を見送って今日の行程は全て完了です。

 

【蛇足:うっかりミスの内容】

プレミアムグリーン席が取れた当初、物珍しさと伊豆箱根鉄道も乗り放題になることもあり、実証実験中のMaaS:Izukoを使おうと思い立ちました。「利用開始日当日しか購入できない」との記載を見かけたため、何も考えずに当日買おうかな、と。そして踊り子7号の車内で購入しようとページを開いてみると…

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03/10で実証実験終了…

正規運賃だと、単純往復でも川崎~伊豆急下田は約7000円。土日両日ともの往復だけで約14000円…ちょっと想定額を越え過ぎるので、日曜日の予約をキャンセルして土曜日だけに変更しました。座席はなんとか空席があったのですが、ヌードル売り切れ…というのがさよならヌードルの経緯でした。

せめて事前購入が可能だったら…指定した日付で購入出来ないことで気付いたのですが、もはや後の祭り。今回考えていた行程だと、値段的にベストなのは週末パスの利用になりそうです。

 

今回の乗車で、早くも残りは個室利用とヌードルの注文だけになりました。遠くないうちに、それらも利用したいところです。

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【搭乗記】2019/09/01 JL317 HND→FUK【JAL A350-900 初便 ファーストクラス】

2019/04/04、突如JALA350-900初便がJL317となることが発表されました。そこから約半年、待ちに待った初便のファーストクラスに乗ってきました。初便に乗るのは2016年のチャイナエアライン以来で、奇遇なことにどちらもA350-900です。

発表当日、仕事の昼休みに検索した時点でクラスJの先得は売り切れ。2ヶ月前のタイミングで予約すればよい…と思っていました。しかし、Twitterのタイムラインであるツイートを見たことで海外発券を思い出し、当日の夜中の時点でまだファーストクラスが取れると判明したため、近場の韓国発で予約完了。どうも最後の1席だったようです。
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その後、有休を取ってマカオに行く予定だった2019/06/14には、偶然にも初号機デリバリーフライトの羽田着を見ることができました。

そして今日、いよいよ初便の日。予定では2時間前には羽田に到着し、ゆったり待つ予定でした。が、結局チェックインしたのは出発50分前頃に。制限区域外でのセレモニーは見られず、搭乗口付近でのセレモニーも一番後ろから背伸びして見ることになりました。それにしてもスゴい人出。
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搭乗時に記念品一式を頂き、搭乗橋上の横断幕に見送られながら機内へ。後で記念品を開封してみましたが、バゲージタグにはTEIJINのロゴが。本物の炭素繊維を使ったタグだそうで、ある意味では革より豪華。これは勿体なくて使えない。
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座席に案内されると、ファーストクラスだけの追加なのか、さらにいくつかの記念品が肘掛け・カクテルトレイの上に置かれていました。全員配布されたものと恐らく同じモデルプレーンと、さらに本日の乗員各位からのメッセージカードでした。
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座席に座った感じとしては、硬すぎず柔らかすぎず、ちょうど良いという感覚です。B772の現行型切り替え前のシートと、JRのグランクラスの中間ぐらいの硬さ柔らかさ、といったところでしょうか。初便だけあって、写真撮影される方が殆どなので、周囲をそれほど気にせず便乗して撮影できます。これは初便ならでは。
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プッシュバックを開始して今日から放映開始の新機内安全ビデオが流れます。CGの飛行機までA350…ということにはならず、酸素マスクの引き出し方などがA350仕様になっているようでした。その辺りをキチンと実機に揃えるのは、今回のビデオ刷新のコンセプトとも合致するように思います。
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D滑走路まで地上移動してついに離陸。一路福岡に向かいます。離陸してからも大体尾翼カメラから機外を見ていました。4年後のA350-1000の国際線投入の暁には、この画面で昇る朝日や沈む夕日のグラデーションを眺めてみたいものですね。f:id:cosoadd:20190901195210j:image
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普段と比較すると、機内食配膳の開始はちょっと遅め?の岐阜辺りを通過しているタイミングでした。A350就航記念の特別なお菓子は夕食のみ提供ということで、9月上旬の通常通りのメニューになります。ギャレーもCAの方々にとっては初物ということで、スチームレンジでのホットミールの暖め加減がどうかを質問されたりしました。
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機内食を下げてもらったタイミングで、トイレついでにドア付近の鶴丸マークをパチリと。シャンパンゴールドの鶴丸にメタリックエンジ色という組み合わせは上品に感じます。
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ファーストクラス区画の最後方から1枚。中央の最前列の前は、他社のように派手ではないものの間接照明付き飾り壁になっていて、過去の国内線ファーストクラスと比べると隔世の感があります。
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次に座席に目を戻して、シートを倒してみると…死角になっていた部分にファーストクラスロゴの金属板を見つけました。なかなか気付かれないのではないでしょうか、この位置だと。
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シートベルトはエアバッグ入りで太くなっていて曲げにくく、以前よりも若干着用しにくくなったかなという気がしました。f:id:cosoadd:20190901200856j:image

座席横に見える3つのインジケータ、点灯しているとどんな意味があるのか分かりませんが、1つは青色で残り2つが緑色で点灯するようです。
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そんなこんなで座席周りを調べているうちに、もう着陸態勢入るとの放送。機外カメラを見れば小雨が降っているようでしたが、画面が大きく乱れることは無く。レンズ部分の形状が工夫されていたりするのでしょうか?そして、海側から福岡空港に着陸しました。f:id:cosoadd:20190901201126j:image
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また、画面を見ている限りでは、ウォーターキャノンでの歓迎も無かったようです。訓練飛行で着陸していたからかもしれません。画面といえば、アナウンスの時にコンテンツが見えたまま止まる場合と、ブラックアウトしてから止まる場合がありました。何がこの差を引き起こしているのかは分かりませんが。
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そして駐機場に無事到着し、初便の旅は終わりました。ただ、着陸後の減速時にカクテルトレイに置かれたスマホが飛び出して座席床下の隙間に滑り込んでしまった方がいるというハプニングがあり、整備の方が座席のクッションを引っ剥がして苦労して捜索していました。カクテルトレイの上はサラサラで摩擦があまりないので、スマホを離着陸時に置くのはオススメしません。
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最後に、福岡発の初便となるJL318便の出発を展望デッキから見送りました。A350での運航便が増えていくのが楽しみです。
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