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【乗車記】2020/03/14 伊豆方面の新しい顔に一番列車でまとめ乗り(サフィール踊り子・踊り子)

ダイヤ改正1ヶ月前の10時打ちには敗北…したものの、少しずつキャンセルされた席が取れた結果、新顔となるE261系・E257系の一番列車に乗車してきました。

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…しかし、途中でうっかりミスが発覚した結果、予約した海岸を見ながらのヌードルをキャンセルすることに…さよならヌードル。

 

【川崎→熱海:踊り子7号・グリーン車

1本目として、最寄りJR駅の川崎から熱海までE257系踊り子の一番列車に乗車。最近川崎駅の東海道線ホームを使っていなかったのですが、当然のようにE257系運行踊り子用の乗車目標が設置されていました。

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もともとE257系の半室普通車・半室グリーン車合造車だったのが、転用時に全室に改造されています。せっかくなので、その全室グリーン車の予約を取ったのですが、予約時点では全13列のどちら側が元普通車区画なのかは不明。結局1~7列目までは元々グリーン車の区画、8~13列目までが元普通車の区画のようです。窓割りなどを考えると、1~7列目の方がいいのかもしれません。

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湘南新宿ラインと併走。窓側には増設されたコンセントが見えます。満席ではないものの、そこまでガラガラという訳でもない、そこそこな乗車率でした。

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熱海駅で降車すると、まだスーパービュー踊り子の乗車目標が残ったままでした。しばらくしたら撤去されるだろうと想像がつくので、今だけの新旧共演でしょう。発車まで少し停車時間があったので先頭まで移動。LEDでも絵入りヘッドマークでした。

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【熱海→伊豆急下田サフィール踊り子1号・プレミアムグリーン車

発覚したうっかりミスの対処として一旦改札外へ。時間を潰してから戻ってみると、改札に駅員さんが作成されたスーパービュー踊り子のモザイク画とサフィール踊り子の黒板アートが設置されていました。ポスターに近い構図でした。

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ホームに戻ったところ、東海道線の遅延の影響を受けて、サフィール踊り子も15分ほど遅れているようです。案内放送によると、乗車できるのは12時35分とのこと。その間にホームでは駅員さんが一番列車を歓迎する横断幕を準備していました。

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手袋をつけたいほどの寒さのホームから、暖かい車内へ。1号車のプレミアムグリーン車は東京寄りにデッキがあり、客室に入ってすぐの場所に荷物置き場が設置されています。1+1の独立シートながら、通路が片側に寄せられており、さながら往年のジョイフルトレインのような配置です。室内照明は全体的に暗め。とはいえ、今日のような悪天候の中でも頭上の開放感がかなりあるので、晴天時はより強く広々としている感覚が得られそうでした。

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座席は革張りで少し硬めな座り心地でした。リクライニング・フットレストを肘掛けのコントローラから電動で調整可能。フルフラットになるわけではないですが、そこそこ深く倒すことができます。座った時の視界は↓のような感じに。

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全席にバックシェルが付いているのですが、これがまた反射するほどにピカピカ。対向列車や沿線の景色を反射させていたりします。これはキンメ電車との交換風景。ちょうどこのバックシェルのカーブの部分にコートかけのフックが付いています。窓側座席だけは、さらに壁にも付いていたので2着かけられるようです。

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海に最接近。あいにくの雨模様が残念でした。久しぶりに自分の鉄道関係限定天候運の無さが発揮されたようです。(今日の予報によると明日は晴れ)…次は天気のいい日に海側に座りたいです。

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河津駅を過ぎて、次は終点伊豆急下田。せっかくなので、海も見えなくなるこのタイミングで個室車両の方も覗いて来ました。乗車時にはあまり気付かなかったのですが、客室とは正反対に、デッキは明るい白系が基調になっています。個室も座席同様に伊豆急下田側が1番で4人用6人用関係無く連番のようです。

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個室車両の通路部分。手すりも備わっているのですが、見えにくい取り付け部分に車体塗装と同じ塗装がされていて目を引きました。

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似たような塗装はドアの内側にも見られます。こちらはもう少し複雑そうで、パッと見は布地のようにも見えます。(あまりそのようなことは想定されてないでしょうけど)手触りもよかったような。細かいところまで手間暇かけていそうで感心しました。

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そして、終点の伊豆急下田に到着。E257系を横目にホームに滑り込みました。今日は最終的に20分以上の遅れになったようです。

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伊豆急下田駅は頭端式のホームなので、先頭が楽に撮れます。折り返しのサフィール踊り子2号の発車まで、改札内でいろいろ撮影していました。これにて一番列車の乗車は終了。
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伊豆急下田→熱海:サフィール踊り子4号・グリーン車

発車の10分前から始まる改札を抜けてホームへ。往路の1号はRS1編成、これから乗る4号ではRS2編成と、初日にして全編成の乗車達成となりました。

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今回は山側の1人席を取ってあります。席自体は、E5系と同じタイプのように見えました。在来線での採用は、JR四国の8600系などに続いての採用になるのでしょうか。

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プレミアムグリーン車にはありませんでしたが、グリーン車には網棚があります。天窓からの光が遮られないような、底が透明でした。

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少なくとも乗車した7号車には、東京寄りにかなり大きな(座席2~3列分になりそう)荷物置き場が確保されていました。これなら巨大なスーツケースでも、そこそこの数が収まりそうです。

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伊豆急下田を発車して、再び海に最接近の区間を通過。このタイミングで臨席の方が席を外していたので、通路越しに海を撮影。今のダイヤだと、16時50分~55分頃にこの区間を通過しています。この時間を含む時間帯のヌードルを予約すれば、海を眺めながらの食事が楽しめるでしょう。
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この海沿いの区間を過ぎてしばらくしてから、事前に注文したコーヒーが届きました。紙袋に入れて席まで届けてもらえます。予約サイトの画面から専用紙コップなのかと思っていましたが、どうも違うようです。ワゴンによる車販もあるそうですが、7号車に来たのは熱海駅着の直前ぐらいだったので、結構遅いようです。

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熱海で降車。発車するサフィール踊り子を見送って今日の行程は全て完了です。

 

【蛇足:うっかりミスの内容】

プレミアムグリーン席が取れた当初、物珍しさと伊豆箱根鉄道も乗り放題になることもあり、実証実験中のMaaS:Izukoを使おうと思い立ちました。「利用開始日当日しか購入できない」との記載を見かけたため、何も考えずに当日買おうかな、と。そして踊り子7号の車内で購入しようとページを開いてみると…

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03/10で実証実験終了…

正規運賃だと、単純往復でも川崎~伊豆急下田は約7000円。土日両日ともの往復だけで約14000円…ちょっと想定額を越え過ぎるので、日曜日の予約をキャンセルして土曜日だけに変更しました。座席はなんとか空席があったのですが、ヌードル売り切れ…というのがさよならヌードルの経緯でした。

せめて事前購入が可能だったら…指定した日付で購入出来ないことで気付いたのですが、もはや後の祭り。今回考えていた行程だと、値段的にベストなのは週末パスの利用になりそうです。

 

今回の乗車で、早くも残りは個室利用とヌードルの注文だけになりました。遠くないうちに、それらも利用したいところです。

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