【搭乗記】2017/10/08 KA433 KHH→HKG
この三連休、香港に出かけてきました。帰りの直行便は安いクラスの空きがあったのですが、行きは高い便しかなく…。台湾経由はどうかと調べてみると高雄行きがお安く、かつ高雄からのキャセイドラゴンの特典航空券の空席がラスト1席だったので、なんとか決行できました。
出発の約2時間前、9時30分頃には高雄空港に到着。キャセイドラゴンのカウンターでチェックインします。1箇所だけとはいえ、ファーストクラス+エメラルド専用の窓口もありました。今回はファーストクラス利用なので、待ち時間0でチェックイン。
手荷物検査を抜け、出国審査の窓口の最後尾に並ぼうとしたところで、係官に手招きされました。窓口だけではなく、ビジター用のe-Gateなるものがあるそうです。
高雄国際空港で外国人旅行客の出国審査がスピーディーに - 台北駐日経済文化代表処
入国審査時の採取結果との比較?なのか、指紋認証だけで出国でき、パスポートを読み込ませることもありませんでした。2016年7月から高雄空港のみで運用が始まり、2018年末までには台湾の主要空港に導入される予定だそうです。
ざっくり出国後エリアを散策しましたが、高雄空港はアートな作品の展示が多いようです。出国審査通過直後から始まっていて、まずはステンドグラスが見えてきます。他にも高雄の名所?や、宇宙をイメージしたと思しきものまで。免税店が立ち並んでいるのは一般な光景ですが、作品の展示は高雄空港の特徴になっているように思います。
一通り散策し終わってもまだ時間があるので、指定されたラウンジに向かいます。もともとキャセイドラゴンの前身:香港ドラゴン航空のラウンジだったようですが、今はキャセイパシフィックラウンジとなっています。室内はそんなに広くはなく、また料理も台湾っぽさを感じさせるメニューはありませんでした。具入りのフレンチトースト、豆乳が珍しいぐらいでしょうか。このラウンジの他に、香港空港の到着ラウンジも利用できます。今回は時間も無かったので立ち寄りませんでしたが。
搭乗開始時刻が近くなったのでゲートへ…ただ、ゲートに着いた時点でエコノミークラスの搭乗が既に始まっていました。優先搭乗の通路自体は残ったままになっていたので、行列に並ばずに機内へ。キャセイドラゴンに変わってから、順次機体の塗装を更新しているようですが、この便は旧塗装の機体での運航でした。
座席は逆ヘリンボーン配置です。予約時点で1席だけ空いていた窓側を指定しました。席に座ると、まずはウエルカムドリンクに何が飲みたいか確認されます。今回はオレンジジュースを頼みました。
続けてメニューが配布されました。キャセイパシフィックのビジネスクラスでは、紙のメニューがそのまま配布された記憶があります。流石にファーストクラスだけあって?板に固定されて手渡されました。
メニューは昼食・夕食で共通で、2種類から選択できます。とはいえ、1時間程度の短距離線なので、パンを含めて3品と量は少なめです。キャセイドラゴンは香港=北京線など、より長距離な便にファーストクラスの設定があるので、サービスを堪能するならそちらに乗るべきでしょう。ドリンクは、シャンパンやキャセイドラゴンのシグネチャードリンクを含めたアルコールも選べました。
搭乗予定の乗客が全員集まったのか、予定より少々早く離陸しました。高雄空港付近は雨もパラつくどんより曇り空でしたが、上空はこんなに爽快な天候に。
シートベルト着用サインが消灯してからしばらくすると、お待ちかねの機内食の時間です。ワンプレートではなく、フルーツ・パン・メインの順番で配膳されました。一度に出てこないので、個別に写真を撮っていると余計に少なく思えてしまうのが玉に瑕です。
食後に機内販売でちょっとお買い物。キャセイ系のセーフティビデオで、脇役の子供が落とすパンダのゼンマイおもちゃを模したぬいぐるみを購入しました。
キャセイドラゴンのショッピング | オファー | 旅に関する情報 - キャセイパシフィック
ちょうど四半期の境目付近で中国の祝日も重なったせいなのか、公式サイトで9月までのカタログしか公開されていませんが、継続販売中です。
食事と機内販売を済ませ、まもなく香港です。空港の近くでは、建設中のマカオへの道路橋の工事をしているところを眺めることができました。
香港に着陸。時刻表よりも30分ほど早い到着でした。香港空港混雑を見越して、十分な余裕が予めとってあるのでしょうか。写真に写っているのが機内販売で購入したぬいぐるみです。
降りる前に座席全体をパチリと。キャセイパシフィックの長距離線用のビジネスクラスとだいたい同じシートのようです。違うのは、モケットが白系なのと、テーブルに木目のハッキリした木が使われていることでしょうか。機内前方に8席なのでこじんまりとしています。
到着した駐機場は、Y字の根本付近。Aviosを貯めておいたおかげで、満席だらけの便の中、ファーストクラスの旅を短時間ですが楽しむことができました。
香港への入国は、事前にe道を申請済みだったのでサクッと…いくはずだったのですが、開いているe道のレーンを探し回って少し時間がかかりました。この時間帯は、香港居民用と共用のレーンのみが開いていたようです。香港では、夕焼け・夜景と景色を楽しめました。Symphony of Lightは撮るのが難しいですね…。