Traffic aggregation

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【搭乗記】2018/12/22 CX521 NRT→HKG

およそ2ヶ月振りに、今年3度目となる香港方面に出かけてきました。今回は、キャセイパシフィック航空のファーストクラス搭乗と、港珠墺大橋を経由してのマカオ訪問が目的です。キャセイドラゴンのファーストクラスは以前に短距離便で経験がありますが、キャセイパシフィック側は初体験です。

キャセイパシフィック航空は、羽田・成田発でファーストクラスを設定しています。今回は空席があった成田発のCX521便を利用しました。機材はB-KQUになります。
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https://www.flightradar24.com/data/aircraft/b-kqu

事前座席指定はしなかったのですが、運良く窓側席を割り当てて貰えました。着席後には、早速シャンパンを頂きます。このウェルカムドリンクの時点から、KRUG 2004を堪能できました。
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さて、座席自体に目を向けると、コントローラーは液晶を搭載したタイプでした。キャセイパシフィック航空のファーストクラスは、近年小規模なリニューアルとしてIFE関連の入れ替え・シートモケットの変更等を実施しており、今回の機材は実施済みでした。操作してみたところ、特徴的なナビゲーションバーが表示されたのでAndroidベースのようです。UIが最新鋭のA350系列と同一のタイプになり操作しやすかったです。
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ファーストクラス区画は、オーバーヘッドビンがないため、そこそこ広々としています。この出っ張りの部分には、何が詰まっているんですかね?ちょっと気になりました。
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離陸前に夕食のメニューが配布されました。和食もありますが、今回はメインをチキンとして画像の方の食事を選択しました。
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概ね定刻通りに離陸。地上は雨模様でしたが、雲を抜けると夕焼け空が広がっていました。既に日没を迎えていたため、夕陽は拝めず。もう少し早い時期に乗っていれば、日没も見られたかもしれません。
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離陸してからの1杯目には、お馴染みのシグネチャーカクテル・キャセイディライトをお願いしました。暮れゆく空を眺めながら、しばし乾き物を摘まみます。
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その後、食事の準備が整ったので、お伴に再びシャンパンを貰って食べ始めました。窓越しに夕焼けを眺めながらの食事は乙ですね…。
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前菜の1品目はスモークサーモンにアスパラガスとポテトのサラダ。食欲をそそられる見映えの良さがありました。
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パンはバスケットごと貰えました。ガーリックトースト2個と、フルーツ練り込みのものが3個の組み合わせでした。
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2品目はポテトのスープ。ミルで胡椒を挽いてもらったのですが、自分で止める方式と思っていなかったので、ちょっと多めにかけ過ぎてしまいました。1品目に続いて連続ポテト。スープですが、そこそこ形を残した状態で具材が入っていたので、ジャガジャガ感が味わえます。
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メインディッシュは、蓮の葉の蒸し鶏、菜心、ジャスミンライス。葉の中には鶏だけでなくキノコとハムも入っていました。油っぽく調理されている菜心と、さっぱり目の鶏・ご飯の組み合わせがとてもよく、箸が進みます。また、ジャスミン米の香りも食欲に直結しますね。
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最後はデザート。通常はチーズもセットで提供されますが、かなり満腹となっていたため、フルーツとケーキだけをいただきました。キャセイビジネスクラス以上は、そこそこ空腹で乗らないと、提供される料理を食べきれなくなりそうです。フルーツは趣向を凝らした切り方・並べ方に感じました。
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もう満腹…と食事を終えて、一眠りしようと思います。ファーストクラスだけあって、足下の広さだけでなく横幅にもかなりの余裕を感じる座席でした。座席は、IFE用のコントローラーの横に専用画面があり、電動でリクライニングさせることができます。
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起きると、機内は暗いままですが、香港到着まで残り30分ほどというところまで来ていました。コントローラーの画面だけで、大抵の情報は表示できるようです。乗り継ぎ案内を覗いてみると、メダン行きと北京行きの案内が。表示されているということは、成田発香港経由北京行きのお客さんがいたんですかね?
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メイン画面の方でもマップを表示。香港手前でぐるっと1回転して時間調整していたようです。それにしてもこのIFE、てっきり1台の機器が2画面を制御しているのかと思っていたのですが、どうも違うようです。ナビゲーションバーの形状がコントローラーとメイン画面で異なっていたので、バージョン違いの2台のAndroidを連携させて動作させているっぽい?ようでした。
また、この前後に調子が悪くなったのか、自動的にリブートしてしまい、5~10分ほど操作できない時間がありました。当然かもしれませんが、その間は機長や客室乗務員からの放送がイヤホン経由では一切聞こえませんでした。IFEが故障した席というのは、そういう問題点もあるのですね。
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明日渡る予定の港珠墺大橋のライトアップされた斜張橋部を眼下に眺めながら、着陸。トータルで50分程の早着となる20時26分に47番ゲートへ到着しました。
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降機前に座席の全体を。リニューアル前と比べると、グレー系の色合いのモケットに変わったようです。B77Wに6名分の区画なので、過去に乗ったJALのファーストクラスよりも数値上は横幅が広かったりするのでしょうか?
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入国・荷物受け取りを済ませて、空港近くの今夜のホテルへ。数日後にはクリスマスということもあり、ロビーにはおおきなツリーがありました。
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今日の部屋は空港側ではなく海側ということもあり、明日バスに乗る港珠墺大橋の香港側出入境施設が遠目に見えました。明日は初のマカオへ。
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