【搭乗記】2016/10/30 CI903 TPE→HKG
約3ヶ月前から予定していた、チャイナエアラインのA350初便への搭乗。
前日にCX451便で台北入りし、朝も寝坊せずに起きられたので、予定通り搭乗してきました。
予定通りのバスで空港に向かいました。そして予定通りにリニューアルされたチャイナエアラインラウンジのヌードルバーで朝御飯…のつもりが食べられず。チェックインで並び、手荷物検査で並び、気が付けば搭乗券記載の搭乗時刻10分前。そのため、中をぐるっと見学しただけで終わってしまいました。…次回はちゃんと食べたいところ。
搭乗券に記載されたB7搭乗口に向かうと、特徴的な主翼端のウイングレット…ちゃんとA350が駐機していました。私と同じように、初便目当てと思われる台湾の方も多く、この時点で撮影会状態でした。この傾向は機内でも。初便だからセレモニーでもやるのかな?と想像していましたが、特に何の催しも無く搭乗が開始されました。
せっかくなので、今回はプレミアムビジネスクラスを予約しました。先だって導入されたB777-300ERと同一のコンセプトによるデザインで、いわゆる逆ヘリンボーン配置になっています。ランプシェード付きのランプが、見た目の観点では個人的にとても気に入りました。
離陸前には、機内照明のパターンが変わり、チャイナエアラインの外装色をイメージした配色でゆるゆると変化しながら室内を照らしました。LED照明ならでは。写真はありませんが、機内安全ビデオもA350用を新規に作成したようです。離陸時のエンジン音は、機体前方に座っていたことを考えても かなり静か。前日のB777-300と比べてしまうので余計にそう感じます。
デザインだけではなく、サービスもB777-300ERと同じになっており、Wi-Fi接続が可能でした。 接続画面の言語は中英日に対応しており、日本人でも操作しやすそうです。スクリーンショットでは、「インターネットに接続しておりません」と表示されていますが、数分経ってから再度試したところ問題無く接続できました。
同様に、機内エンタメの言語も中英日対応でした。 Androidベースのためか、動きはヌルヌル、サクサクとストレス無く操作できます。座席前のモニターの他にリモコンがあり、リモコン部分単独でも独立して動作できる仕組みのようでした。
香港まで残り40分程度というところで、機内食が配られました。短距離かつ朝食という扱いのためか、ドリンクはノンアルコールのみ。メインは2種類から選択可能でした。私はエビ好きだったので、エビとシイタケと細かく刻んだカボチャのビーフン?を選択。ビーフン?にカボチャという組み合わせが何となく新鮮に感じました。
ビジネスクラスとプレミアムエコノミークラスの間には、スカイラウンジと呼ばれるスペースがあります。ビジネスクラス利用者にドリンクや軽食を提供するのですが、今日は扉が閉ざされたまま。このまま開かないのかな…と思いきや、同好の士の誰かが依頼したのか扉オープン。ただ、この時点ではシートベルト着用サインが点灯していたため、念のため離席しないで自席から撮影。スカイラウンジの撮影者以外にも出歩いている人が何人もいたので、もしかして席を立っても良かったのかも…。
そんなこんなで、あっという間に香港に到着。ターミナル側から、これまたA350の特徴的な黒い窓枠を撮りました。これにて、初便搭乗は完了。この座席・空間は、長距離線でこそ是非体験してみたいところです。
A350らしい液晶?によるシートベルト着用サイン。2019年にはJALにもA350が導入され、国内線ファーストクラスも設置されるようですし、今からどうなるのか楽しみです。